Ranunculus(ラナンキュラス)は、原産地は西アジア、ヨーロッパのキンポウゲ科の多年草の球根植物です。
ラナンキュラスの名前の由来は、葉っぱが「カエルの足」に似ていることから来たと言われています。ラテン語でカエルを「Rana」(ラナ)と呼ぶそうです。
ラナンキュラスは、品種改良が盛んで毎年新品種が作り出されるほど人気がある花だそうです。
(ワンポイント)
*球根の植え付け時期は、秋の終わりから冬の頭にかけて
*乾燥した球根は、湿らせて一晩寝かしてから植え付けること
*日当たりと風通しと水はけの良い場所を好みます
*過度な水分は避けて、花びらに水をかけないように水やりをすること
*開花前と開花後に暖効性肥料を
*終わった花は花茎を株元から切り取ること
*霜には気をつけること
*葉が黄色くなって枯れてきたら、球根を堀り上げて洗って通気性の良い暗所で保管
(ラナンキュラスの花言葉)*色別
赤色:あなたは魅力に満ちている
白色:純潔
黄色:優しい心遣い
紫色:幸福
ピンク色:飾らない美しさ
オレンジ色:秘密主義
このように縁起が良い花言葉を持っているラナンキュラスは、結婚式のブーケや贈り物に人気があるそうです。ただ、黄色のラナンキュラスの花には悲しい失恋の話があります。
(美青年ラナンキュラスの失恋)
昔、ラナンキュラスとピグマリオンとい若者が山で道に迷い、その山で暮らしている少女コリンヌに出会い彼女の家に一晩泊めてもらいました。2人の若者は美しいコリンヌに恋してしまいした。ラナンキュラスの想いを知らないピグマリオンとコリンヌはやがて結婚することになりました。ラナンキュラスは、2人の結婚をまじかで見守ってから2人の前から姿を消しました。心配したピグマリオンは、ラナンキュラスを探しシシリー島で彼を見つけました。それはラナンキュラスの墓で、その墓の側に黄色い花が咲いていました。それが、失恋の悲しみから一輪の花になったラナンキュラスだったと言われています。
なので、結婚式のブーケに黄色のラナンキュラスは要注意かも、でも、考えようによっては黄色のラナンキュラスの花をブーケに入れる事で、新婦と結婚できなかった男たちへのせめてもの慰めのサインにはなるかもね。
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