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Marguerite (マーガレットの切り戻し剪定)

更新日:2021年9月4日



この花の名前は、Federation Daisyという名前が付いていました。 Daisy(デイジー)と言うので、「ヒナギク」の一種なのかと思って調べてみたら、マーガレット、「モクシュンギク」の一種でした。 Federation Daisyは、オーストラリアで作られたマーガレット・デイジーと説明がありました。


英語圏では、マーガレットを、「パリ・デイジー」とか「マガレット・デイジー」と呼ばれることもあることから、「モクシュンギク属」のマーガレットを「Daisy(デイジー)」と呼ぶこともあるようです。


このFederation Daisyは、今年の1月6日に20%引きのNZ$5.83(約454円)で購入しました。 初の冬越しで、マーガレットは、霜に弱いとあったので、あまり深くまで切り戻し剪定はしませんでした。


マーガレットは、西アフリカのカナリア諸島原産のキク科の花で、17世紀末にヨーロッパに渡り、フランスで品種改良されたと言われています。


マーガレットの語源は、「真珠」を意味するギリシャ語の「Margarites(マルガリテス)」から来たと言われています。 白いマーガレットの花と真珠がどことなく似ていたから付けられたと考えられています。


マーガレットは、イタリア語で「Margherita(マルゲリータ)」となります。 19世紀イタリアのウルベルト1世国王の王妃の名が「マルゲリータ」でした。


国王夫妻がナポリを訪れた際、当時最高のピッツァ職人と目されていたラファエレ・エスポンジが国王夫妻のために作ったピザの中で、トマトソースにモッツァレラチーズ、バジルを乗せて焼いたピザがありました。トマトソースの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑とイタリアの国旗の色合いを王妃が大変に気に入られたそうです。 それで、エスポジトは、このピザを「マルゲリータ」と名付けたと言われています。


フランス王妃マリー・アントワネットが好んだ花がマーガレットだったと言われています。彼女は、プチ・トリアノン宮殿の庭の中にイギリスの田園風の庭を造らせました。アントワネットが生前に一人静かに田園の風情を楽しんだ所で、最も愛した場所だといわれています。そこに咲いていたマーガレットの花は華麗な宮廷生活の疲れを癒してくれたのではと想像されています。


ちなみに、1789年10月5日、マリー・アントワネットがプチトリアノンの庭園にいた時、パリから武装した群衆が迫っているという知らせが届いたとそうです。その時、マーガレットは、咲いていたのでしょうか?


(ワンポイント)

*寒風の当たらない日当たりの良い場所に植え付けましょう

*水はけの良いアルカリ性の土、必要なら盛り土をして植えましょう。

*開花中は、花に水がかからないように注意して水やりをしましょう。

*開花が終わった花は、細目に花茎ごと摘み取りましょう。

*春、開花が一段落したら、半分ほどに切り戻し剪定しましょう。

*夏の間は成長しないので、肥料は施さないように。

*秋、開花が一段落したら、半分ほどに切り戻し剪定しましょう。

*冬は霜に気を付けましょう。





(マーガレットの花言葉)

「心に秘めた愛」「真実の友情」


*「心に秘めた愛」は、もっとも代表的なマーガレットの花言葉だそうです。この花言葉は、ギリシャ神話から来ました。 


ゼウスの子供に、双子のアポロン(兄)とアルテミス(妹)がいました。 ポセイドンの息子にオリオンがいました。 オリオンとアルテミスが互い惹かれ合うことに憂いた兄のアポロンは策を練ります。その策にはまったアルテミスがオリオンを間違って殺してしまいます。 嘆き悲しむアルテミスを憂いた父ゼウスは、オリオンを夜空の星に変えてアルテミスを慰めました。そしてアルテミスは処女神になる誓いを立てました。


17世紀にマーガレットの花がヨーロッパに伝来すると、いつしかマーガレットの花は、処女神アルテミスに捧げる花と言われるようになりました。 そこから、「心に秘めた愛」という花言葉が生まれたようです。


*「心に秘めた愛」のもう一つの説は、マーガレットの花を恋占いに使われていたことに由来します。 花びらを一枚ずつ「好き、嫌い、好き・・・」とやっていく花占いですね。実は、ヨーロッパでは、「愛している、少し愛してる、とっても愛してる、まったく愛していない」とするそうです。


*マーガレットの花は基本奇数だとか、なので、「好き」から始めれば「好き」で終わるそうですよ。 アポロンが花びらを1枚抜いていない限り・・・


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