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Helleborus foetidus(コダチクリスマスローズ)


実は庭にあったクリスマスローズ、今まで植物の知識もなく意識していなかったことで、家の庭にクリスマスローズがあるなんて思ってもみませんでした。見ていたのに見ていなかった、クリスマスローズが存在していたのに、存在していなかった。まるで般若心経の「色即是空 空即是色」の言葉が頭を過ぎりました。


ちなみに、仏教の言葉で最も大事なものの一つが「空」だと言われています。「空」の意味とは「実体がないこと」で「色」の意味とは「この世の様々なモノや現象」だそうです。


全ては自分の「心次第」ということだと思っています。頭では分かっていても、この「心」というものとの付き合い方が並大抵では上手くいかないもので困っています。


クリスマスローズには、有茎種と無茎種があります。コダチクリスマスローズは有茎種です。


*有茎種は、立ち上がった茎に葉をつけ、頂部に花を咲かせる種です。

*無茎種は、茎がなく、根茎から葉柄と花柄が別々に伸びる種です。


Helleborus foetidus(コダチクリスマスローズ)


コダチクリスマスローズは、原産はヨーロッパ中南部・アジア西部の常緑多年草で、ベル形の黄緑色の小花を沢山咲かせます。


英語名「Helleborus foetidus」(ヘルボロス・フォエティダス)は、別名「Stinking hellebore」とも呼ばれています。「foetidus」の意味は「悪臭」、「Stinking 」の意味も、「悪臭を放つ」です。これは、コダチクリスマスローズの葉や花が傷つくと悪臭を放つことから来た名前です。





(ワンポイント)

*冬から早春にかけて花を下向きに咲かせます

*夏の強い日差しに弱い一方、冬の寒さには強いです

*開花中は花がら摘みを、また枯れた葉は取り除くこと

*2,3年に1度、秋に株分けが出来ます。ハサミで株を切り分け出来ます

*全草が有毒なので、作業時の手袋と、家庭菜園に近くは避けて植えること


Helleborus foetidus(コダチクリスマスローズ)は、英国の王立園芸協会が植物の種類に与える品質の賞であらる「ガーデン・メリット賞」を受賞しています。


(クリスマスローズの花言葉)

*「慰め」「中傷」「私を忘れないで」「私の不安を和らげて」


元々のクリスマスローズの原種は清らかな香りを放って人々の心を癒したことから「慰め」「私の不安を和らげて」という花言葉が生まれてそうです。


「中傷」は、クリスマスローズの持つ毒性から来たようです。


中世のヨーロッパの騎士は、戦場に向かい時に「私を忘れないで」という想いを込めて想い人にクリスマスローズを贈ったと言われています。


「想い人に想われている間は自分が死んでも自分は死んでいない」そういう気持ちだったのでしょうか?


正しく「色即是空 空即是色」の境地だったのかも。



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