こぼれ種で咲いたと思われる花を見つけました。昨年、色々な花の種が入っている種を買って蒔いた場所から出て来たので、その中にあった花が冬を越して咲き出したようです。
名前を調べると、「ジブラルタル・キャンディタフト」のようです。この花は、ジブラルタルで自生しているそうですが、原産は北アフリカだそうです。
Gibraltar candytuft(ジブラルタル・キャンディタフト)は、アブラナ科イベリス属の被子植物です。
イベリス属は、イベリア半島(スペイン)でよく見つけられたことことで「イベリス」という名前が付いたと言われています。もちろんイベリス属は、スペイン以外の地中海沿岸地域に広く分布しています。
イベリスは英語で「Candytuft」(キャンディタフト)と呼ばれています。これは、花の質感が砂糖菓子のようなことから「キャンディの房」と言う意味合いの言葉がついています。
(ワンポイント)
*花が太陽に向く(向日性)があるほどなので日当たりの良い場所を好みます
*風通しと水はけの良い土が適しています
*肥料を与えすぎると葉が茂りすぎます
(イベリスの花言葉)
「心をひきつける」「初恋の想いで」「甘い誘惑」
「心をひきつける」は、イベリスの花が太陽を追いかける習性から取られました。
「初恋の想いで」「甘い誘惑」は、イベリスの花の甘い香りやキャンディタフトという甘い名前に由来しているそうです。
(余談)
ジブラルタル海峡にある岬を古代の人々は、「ヘラクレスの柱」と呼んでいたそうです。それは、ギリシャ神話のヘラクレスの話に由来しています。
ヘラクレスは、ギリシャ神話中最大の英雄です。そのヘラクレスが彼に課された12の功業の1つである大洋(大西洋)に浮かぶ島エリュテイアに住むゲーリュオーンから飼牛の怪牛を取って来るという話があります。ヘラクレスはその島に向かう時にアトラス山を越えなければなりませんでしたが、ヘラクレスは不滅の棍棒でたたき割った為にアトラス山は二つに裂けてしまいました。別れた2つの山をまとめて「ヘラクレスの柱」と呼ぶようになったそうです。そのヘラクレスの柱の北側の山は「ジブラルタルの岩」のことだと信じられています。
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