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Cyclamen(シクラメン)


冬の花の女王と呼ばれるシクラメン、冬の庭に咲くと一際目立つ存在になりました。元々、このシクラメンは少し離れた場所に地植えしていたのですが、花付きが悪く元気がありませんでした。昨年の春(9月頃)からガーデニングの勉強を始めてから、「土」「水」「光」が如何に植物に影響するかを知りました。それで、シクラメンは夏の暑い日を嫌うのと、水はけの良い土壌を好むということだったので、半日蔭の木の下に、水はけの良い土を作って

植えてみたら、この冬沢山お花を付けてくれました。(このシクラメンは、耐寒性に優れていて庭で育てることが出来るタイプのガーデンシクラメンです。)


Cyclamen(シクラメン)は、地中海地方原産の多年草の球根植物です。


Cyclamen(シクラメン)の語源は、古典ラテン語の「Cyclaminos」で、その元はギリシャ語の「Kyklos」(円、回転、螺旋)に由来します。古来は、「アルプスのスミレ」と呼ばれていた時もありました。その頃はシクラメンの花より塊茎の澱粉が珍重とされていました。大航海時代になりジャガイモがヨーロッパに入って来るまでシクラメンの塊茎は食用とされていました。


シクラメンは、品種改良が盛んに行われて来ました。現在、園芸用で流通している物は、18世紀に栽培が始まったペルシカムという品種が元になっています。


本来シクラメンは香りを持たない植物でしたが、1996年埼玉県農林総合研究センターでバイオテクノロジーを使ってバラとヒアシンスを合わせたような香気を放つ「芳香シクラメン」が誕生しました。


この「芳香シクラメン」が誕生には、1975年にヒットした布施明の歌「シクラメンのかほり」が影響しています。歌のヒットと共に香気を放つシクラメを求める声が多くなったことにあります。


♪♪♪♪

うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない

後ろ姿の 君のようです

暮れ惑(まど)う街の 別れ道には

シクラメンのかほり むなしくゆれて

季節が知らん顔して 過ぎてゆきました


(ワンポイント)

*夏場に日光が当たりすぎる場所は避けて、風通しの良い場所へ

*葉が生い茂だしたら、芽や蕾は中央へ葉は外側へ、古い葉は下の方へ

*地植えする時は、霜が防げる場所

*乾燥気味に育てるのがポイント、葉のハリを見て水を株元に上げること

*終わった花は、茎の根本からひねるように引っ張て取ること


(シクラメンの花言葉)

「はにかみ」「内気な恋」


赤いシクラメン:「嫉妬」赤い花が嫉妬で燃える炎に見えることから


白いシクラメン:「清純」


ピンクのシクラメン:「憧れ」


紫や青のシクラメン:「絆」「想いが響き合う」


シクラメンの名前に「シ=死」「クー苦」が連想されることから、日本では病人のお見舞いにはタブー視されています。





(シクラメンに関する伝説)


花の妖精と言葉を交わせたソロモン王は、彼の王冠のデザインに花をモチーフにしたいと考えていました。それで、花の妖精たちに協力を求めたのですが、次から次へと断られてしまっていて失意に沈んでいた所、ソロモン王へ優し声をかけたのがシクラメンの妖精でした。喜んだソロモン王がお礼を言うとシクラメンの妖精は思わずうつむいて、恥ずかしそうにはにかみました。これが、シクラメンの花言葉「はにかみ」の由来です。ちなみに、ソロモン王は、ソロモンの指輪という指輪をはめていたので動物や植物と会話が出来たのです。


もう一つソロモン王のお話を


古代イスラエル王国の第3代の王でソロモン王が居ました。ある時、ソロモン王の夢枕に神が現れソロモンへ「何でも願うものを与えよう」と言いました。ソロモン王は「知恵」を求めました。これを聞いた神は喜び、ソロモンへ多くのものを与える約束をしました。ここからソロモン王は「知恵者のシンボル」となりました。


そんなソロモン王に「知恵者のシンボル」らしい話があります。


2人の遊女が同じ家に住んでいました。彼女たちは同じ頃子供を生みました。ある時、一方の女が子供と寝ている時に誤って自分の子に覆いかぶさってしまい、子供を窒息死させてしまいました。その母親は夜の内に、死んだ自分の子供ともう一方の女の子供を、こっそり入れ替えてしまいました。


「私の子供を返して!」「これは私の子よ!」と2人の遊女は言い争いました。最後に2人の遊女は子供を連れてソロモン王の御前で、判断を仰ぐことになりました。


そしてソロモン王は「では剣を持ってくるように」「この子供を2つに裂いて、半分ずつ2人の女に分けよ!」


すると一人の女は、「この子を2つに裂いて下さい」

もう一人の女は、「やめて下さい、2つに裂くぐらいならあなたに上げます」


これを聞いたソロモン王は、「この子を生かしたまま、『あなたに上げます』と言った女に与えよ。彼女こそが本当の母親である」


この話は、日本の江戸時代の「大岡裁き」と似ています。「大岡裁き」の時は、奉行の大岡越前が、2人の女性に子供の手をそれぞれ引っ張らして親心を試しました。「痛がった子供を見て手を離した女が母親だ」と裁いたという話です。


Cyclamen(シクラメン)、奥行きが深い花に見えて来ました。



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