セカンドハンドショップで見つけた、陶器製のニワトリの置物(高さ17㎝)です。価格は、NZ$2(約176円)でした。
暁鶏(夜明けを知らせるときのニワトリの鳴き声)が聞こえて来そうなデザインが気に入って購入しました。
ニワトリが夜明けに鳴くのは、天上に住むという想像上のニワトリ(金鶏・キンケイ)が鳴いて暁を知らせることで、天下のニワトリがこれに応じて鳴くという言い伝えがあります。
ちなみに、蚊取り線香で有名な金鳥の商標は、ニワトリです。これは、中国の歴史書「史記」の中に「鶏口と為るもう牛後と為る勿れ」(大国の秦に屈して牛の尻尾のように生きるよりも、小国とは言え、鶏の頭になるべきである)の一節を信条としていた創業者の上山英一郎が決めた商標です。また、ニワトリの絵の中に上山とある理由も分かりました。
きっと天上のニワトリが金鶏(きんけい)だったので、天下のニワトリは金鳥(きんちょう)としたのだろうか・・・
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