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イチゴ模様の陶器の水差し(Strawberry-patterned pottery jug)



(高さ約21cm 水差しの底の幅約15cm)


このイチゴ模様の陶器の水差しは、リサイクルショップでNZ$3(約234円)で購入しました。 ガーデニング用として少し水が欲しい時に、庭に置いてあると便利かなっという思いとイチゴ模様がガーデニングとマッチしている感じも気に入ったことで買いました。


水差しには、バックスタンプがありませんでしたので、、メーカー名もどこで作られたのかも分かりませんでした。


今日は、「イチゴ模様の陶器」から英国の有名な陶芸デザイナーを知ることになりました。


その人の名は、スージー・クーパー(Susie Cooper)です。20世紀を代表する英国の陶器デザイナーと呼ばれています。


スージー・クーパーは、英国の陶器産業の本拠地、「陶器の街」と呼ばれるStoke-on-Trent(ストック・オン・トレント)で1902年10月29日に生まれました。


1914年、彼女が11歳の時に第一次世界大戦が勃発しました。同年父親を亡くしています。幼い頃から絵を描くのが好きだったこともあり、夜間教室に通って美術の勉強を始めました。


1922年、彼女が20歳の時に陶器会社のA.E.Gray社で働き始めました。一つに、ロンドンにある国立の美術大学(Royal College of Art)の奨学金を得る為でした。


彼女がA.E.Gray社で働き始めて、陶器デザインの面白さに目覚めました。そして、会社の中で頭角を現していきました。


数々の陶器の展覧会で彼女は賞を取って行き、彼女の名前が公に知られて行きました。


1929年10月29日、彼女の27歳の誕生日に、A.E.Gray社を退社してスージー・クーパー・ポッタリーズ (Susie Cooper Potteries) を設立しました。


「スージークーパーポタリー」を設立した4日前に世界恐慌が始まったばかりでしたが、彼女の優しく甘い感じがするデザインが英国の女性の支持を得て英国中の家庭の中に広がって行きました。


1932年のイギリス産業フェアで、英国のメアリー王妃が購入したことが話題になり、彼女のブランドイメージが一躍飛躍して、彼女の作る商品は価値がある「高級品」と見なされるようになりました。





その後、何十年間にもわたって、は彼女ウエッジウッドを含む数多くの陶器メーカーのために仕事をしました。彼女の会社、スージー・クーパー・ポッタリーズは、1966年にウェッジウッド・グループ傘下に入りました。


1979年、彼女が77歳の時に功績が認められ、大英帝国勲位を授与されました。


1982年、80歳の時、彼女はは長年住みなれたスタッフォードからマン島に移りました。


1987年、彼女が85歳の時、若い頃から憧れていた「Royal College of Art」から、最高名誉の博士号を授与されました。


1995年7月28日、92歳で亡くなるまで彼女は仕事を続けていたと言われています。


エリザベス女王が、「スージー・クーパーがなければ家は完成しないわ」と言われたそうです。


今や英国を飛び出し、世界中の陶器収集家が探しているスージー・クーパーの作品ですので、リサイクルショップで出会うことはまずないでしょうが・・・


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